【症例紹介】腰痛-慢性腰痛

けいきん体操

最近、腰が痛くて…。

多聞先生のところも

そういう患者さん多いんじゃないですか?

多聞先生
多聞先生

鍼灸整骨院でもあるので、

腰痛・肩こりの患者様は確かに多いです。

けど、東洋医学では

身体の別のところに原因があって、

その結果、腰痛が出ていると考えます。

 

慢性腰痛とは?

いわゆる「腰痛症」と呼ばれる原因不明のことも多い腰の状態の総称です。

腰痛には内臓疾患によるもの、腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症、腰椎の圧迫骨折など脊椎の疾患によるものもありますが、内臓や骨に異常がないにも関わらず発生する腰痛を『腰痛症』と呼びます。
腰に重だるい痛みが2ヵ月以上続くことが多く、普通に生活動作は出来るが、いつも腰が重だるい、痛いと言った症状に悩まされます。
いろいろな治療で一時的に痛みが軽くなっても、まもなく元に戻ってしまうと言ったことを繰り返し、慢性腰痛となってしまうようです。

東洋医学による鍼灸治療

「腰痛」や「肩コリ」は全身の筋肉・関節が関与している場合がほとんどです。
症状が強く出ている部位のみを治療するのではなく、症状の「おおもと」を探し出し、治療して行きます。

多聞先生
多聞先生

東洋医学では
「森(全身)を見て木(腰痛などの症状)を治す」
という言葉もあるくらいです。

腰痛を「腰」だけ診て、マッサージ・湿布・痛み止め…
要するに、対処療法ですが、一時的によくなっても
またぶり返します。
その原因を治してないので、これでは治らないですよね。

あくまで「腰痛」は別のところにある原因があって、その結果が出ているだけ。
これが東洋医学の考え方です。

では、その代表的な例を上げてみます。

慢性タイプ(寒湿による)

寒湿の停滞により腰部の経絡気血の流れが悪くなると起こります。
腰が冷えて痛む、重だるさを伴うっていうのが症状です。
寒冷刺激や気候の変化により痛みが増します。
動くと楽になり、長時間じっとしているとこわばる、などの症状がある人はこのタイプの可能性があります。
陽気を強め寒湿の除去をはかり、経脈の通りを良くして気血の運行を改善します。
お灸を併用したりもします。

慢性タイプ(腎虚による)

腎は腰と関係があり、腎虚になると腰膝のだるさ、無力感、疲れると痛みが増強し、休むと楽になる、などの症状がある人はこのタイプの可能性があります。
腎を補い、経絡気血の運行を改善する、鍼を施します。

必要に応じてお灸を併用します。

けいきん体操 「腰痛予防」

慢性の「腰痛」には、橋本多聞監修のけいきん体操もおすすめです。

 

東洋医学による治療系マッサージ施術

症状の出ている箇所の経絡に沿って張りのある筋を緩めて行くと同時に、必要に応じて身体のバランスを整える施術をします。
慢性腰痛の方は腰背部の筋はもちろんのこと下肢や腹部の筋も凝り固まっている場合があるので、身体のバランスを整えることは大変重要になってきます。

インディバ・アクティブによる治療

症状により腰部、臀部、下肢に温熱、排熱を駆使し痛みを取り除きます。

また、腰部の可動域が狭くなっている場合が多くみられ、そういった場合再発の可能性が高いように思われるため、痛みを取り除くだけでなく、インディバ・アクティブにより可動域改善の施術も行っております。

まとめ

  • 内臓や骨に異常がないにも関わらず発生する腰痛を『腰痛症』と呼びます。
  • 症状の「おおもと」を探し出し、治療して行きます。
  • 慢性腰痛には、寒湿によるものと腎虚によるものがあります。

多聞先生
多聞先生

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