【症例紹介】腰痛-ねんざ(腰)

治療

こないだ重いものを持ち上げて
腰が痛いんですけど、

何かいい方法ありませんか?

多聞先生
多聞先生

それは、腰のねんざかもしれません。

重いものを持ち上げたり、急激に腰をまわした際、腰部の捻挫を起こすことがあります。
限局性の疼痛、圧痛、局所の筋肉の緊張、動かすと痛みが増強する等が特徴です。

日ごろの運動不足や冷えなどにより筋肉が硬く柔軟性が低下している人はもちろん、
意外にも、激しいスポーツをしている人に多いようです。
筋力トレーニングやストレッチ、生活動作の改善で防げる腰椎捻挫もあります。

東洋医学による鍼灸治療

重いものを持ち上げたり、急激に腰を曲げたりしたら、腰の捻挫を起こすことがあります。

筋肉が緊張して、動かせば、痛くてたまらないのが特徴です。
東洋医学では捻挫により、腰部の経絡(けいらく)が損傷して滞ると腰痛が起こるとされています。
なので経脈(けいみゃく)の通りを良くし、気血の通りをよくするよう鍼を施します。

整骨・接骨治療

急性期(炎症期)、ようするに痛い時には、とにかく冷やして、安静です。
痛い箇所を冷やして痛みを和らげ、必要に応じて関連する周りの筋肉を緩める手技を合わせます。

ここでとても役に立つのは、なんと言っても「けいきん体操」です。

けいきん体操 01 ~腰痛篇~

その後、状態を見て固定が必要かどうか判断します。
サラシ、コルセット、テーピングなど状態を見て固定するのに最適なものを選択します。

様子を見て、温めたり、関連する筋肉に対するストレッチなどを取り入れます。
再発しないためにも筋力トレーニングの方法や、生活する上で気をつけることも合わせて指導しています。

東洋医学による治療系マッサージ施術

痛い時に患部を触ると、当たり前ですがとにかく痛いので、マッサージはしません。
関連する経絡(けいらく)にある筋をほぐしていきます。

東洋医学的に言うと腰は「腎(じん)の府」と言われており、足少陰腎経の経脈と深く関わっています。
足少陰腎経と表裏関係にある足太陽膀胱経は腰の部分を走行しています。
このように、腰部に関連する経絡にある筋をほぐし、気血の流れをよくすることで痛みの和らげるように治療していきます。

インディバ・アクティブによる治療

怪我をした直後3日(急性期)は、炎症が強いです。
患部の周りの筋に熱をいれることで、患部に集まった熱を分散します。
そして患部に非熱作用を施し患部の熱や痛みを取り除きます。
回復してくると、今度は患部熱を入れて、動かしやすいようにしていきます。

 

多聞先生
多聞先生

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