美容-美顔

女性の身体

 

鍼灸で美顔もできるって聞いたんですけど
本当ですか?

多聞先生
多聞先生

はい、美顔鍼は今流行っていますが

鍼灸はそれだけではありません。

東洋医学による鍼灸治療

最近は認知度もかなり向上していますが、鍼を用いて、顔の美白やリフトアップ、しみ、シワ、むくみ、たるみを改善することができます。

即効で効き、効き目も長持ちする「美容鍼」のヒミツ

こんな記事も書かせていただきました。

古代にはすでに鍼灸による美容法が存在しており、東洋医学の古典『黄帝内経』『針灸甲乙経』などにも、医療美容に関する記載がみられます。

シワについては、皮膚に繰り返しシワができることで固定化される圧挫性や、加齢にしたがって皮膚がたるんだことによる老人性と呼ばれるものがあります。

いずれも、改善することが難しいものですが、継続して刺激を与えることによって、定着を遅らせることは可能です。

シワの一番深いところに、シワの長さにしたがって3~5カ所に専用の美顔鍼を軽く刺すことで局所の血流循環の改善が期待でき、シワの定着を遅らせるのに効果があります。さらに、年のわりに老化が目立つ人には、発病原因と身体の状態に基づいた全身に対する治療を施します。脾兪・関元・足三里などの経穴(つぼ)も治療に加えると、老化を遅らせる効果があるといわれています。

同じ作用機序により、むくみ・たるみの改善とリフトアップも期待することができます。
シミは肝斑(かんぱん)とも呼ばれ、頬、鼻の両側、額によく見られます。

一般に色は冬には薄くなり、夏に濃くなります。

30歳くらいから上の年代の女性に発生しやすく、特に妊娠期に多くみられます。
中国の古典『医宗金鑑』では、その発症原因について、

①精神的ストレスのために気血を耗傷する
②慢性疾患のために気血が不足する
③妊婦は血で胎児

を養うために血が不足するため、顔面を栄養できずに褐斑(かっぱん)が生じるという考え方を示しています。

基本的には、肝斑(かんぱん)の発生している局所に鍼をしますが、気血のめぐりを改善するための、全身治療も加えることが重要です。慢性疾患がある場合は、病態に応じた本治から治療を行うことが必要になります。
また、美白については、同じく古典『千金要方』に、「肝兪穴は両目から額にかけての微青色を主る。行間穴は蒼黒の顔色を主る。太衝穴は汚れたような黒い顔色を主る」という記述がみられます。
肝兪穴、行間穴、太衝穴は足や背中にある経穴(つぼ)です。

顔への鍼によって、血流が改善できることにより、美白が実現しますが、さらに手足や背中にある経穴への刺鍼が、美白へ結びつく、ということです。

顔への直接の刺鍼はもちろんですが、東洋医学的な診断に基づいた全身への治療も、組み合わせると、より一層の効果が望めます。

美顔の施術を受けられるときは、お顔の悩みとともに、他の気になる症状についても、ぜひお話しください。

 

多聞先生
多聞先生

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