ホットフラッシュとか起こるので
これって更年期障害なのでしょうか?
身体がのぼせて、ほてってる
そんな感じなのでしょうね。
東洋医学的には、のぼせている症状の原因は2つある
異常な熱感が頭や顔に起こったものを「のぼせ」といい、顔、頭に加えて体にも起こったものを「ほてり」といいます。ヒトコトで言って「のぼせ」もその原因はさまざまです。
のぼせは精神的に緊張したり恥ずかしい思いをしたときや熱があるときにあらわれやすいものですが、自律神経のバランスの乱れや更年期障害などの疾患によって、慢性的にのぼせが起きる場合もあります。
どちらにしても、熱が上りやすくなっていることには間違いありません。
東洋医学的には
- 「火」が多すぎて熱い
- 「水」が足らなくて熱い
このどちらかに分類されます。
「火」が多すぎると熱くなる
普通で考えても、「火」は熱を生みます。
化火する臓腑の代表は「心」と「肝」です。
心臓、肝臓に余計な負担がかかると熱を持ちやすくなって、体温が上がります。
逆に言うと、体温をあげようと思ったら、心臓、肝臓の機能が改善しないと、上げることはできません。
具体的には、苦味のもの、酸味のものを少し多く摂るといいです。
交感神経が優位にならないように、副交感神経高めるためにリラックスすること。
睡眠不足でも、火が多くなります。
また、パソコンなど目を使いすぎる人も「火」が多くなる傾向にあります。
「水」が足らなくても体は熱くなる
五臓では、「水」と言えば腎臓が代表的です。
- 「水」を塩分を摂りすぎない。
- 腰に負担を掛けないように立つ。
- 必要程度の水分をこまめに摂る。
- 「房事」要するに…性行為を減らす。
※中国では性行為のことを房事(ぼうじ)と言います。
そういう施設のことを〇〇房と言ったことから来ているそうです。
水分は一説では、一日に3リットル以上摂りましょう、などと美容に気を付けている人からアドバイスがあったりします。
これは、ある意味正解ですが、腎臓が弱いと細胞内液に水が浸透しません。
水を飲めば飲むほどに胃もたれしてしまい、逆効果です。
胃もたれするほど水を飲むことはオススメしません。
まずは、胃腸の調子を整えることが先です。
それには、肺に働きかけないといけません。
全身に巡らせる働きは、「肺」の役目です。
西洋医学的にはどう言われてのか?
一般的には、のぼせの原因は以下の4つです。
- 風邪やインフルエンザなどの感染症や熱中症など
- 緊張や精神的ストレスによる自律神経の乱れ(肝、心の働き頑張りすぎ)
- 女性ホルモンのバランスの乱れ(腎のホルモンの関係)
- 熱さや入浴後の一時的なのぼせ(一時的な暑気あたり)→病気ではありません。
長風呂で…という経験はありますか?
お風呂で起こるのぼせは、軽視してはいけません。
のぼせた状態のままお風呂に入り続けていると、脱水症状を起こし、さらには失神したり、不整脈や脳梗塞を引き起こすこともあります。
ちょっとのぼせたな、と思ったらお風呂からあがり、冷たい水を飲み、冷やしたタオルで顔を拭いて、すぐに熱を冷ます工夫をしてください。
体調不調を感じたらぜひ玄武堂にご相談を!
http://www.genbudou.com/
電話だけで治療する
リモート(遠隔)治療もやってます!
コメント