「変形性膝関節症」と言われました。
膝が痛くて…これ治りますか？
多聞先生
診てみないとわかりませんが、
鍼灸で痛みはかなりマシになりますし、
場合によっては、症状もよくなります！
変形性膝関節症とは？
膝関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患です。
進行すると膝に水がたまったり、膝の曲げ伸ばしや歩行が難しくなることがあります。
中高年の女性に多くみられます。
東洋医学による鍼灸治療
変形性膝関節症の鍼灸治療は得意分野だと言ってしまってもいいと思います。
膝を取り囲むように走る経絡（けいらく）や筋肉に対し鍼灸刺激を与えることにより、バランスを整え変形の改善や痛みを緩和させます。
けいきん体操～膝・足首。足前面の痛みにはコレ！～
経絡で言うと内側を走る脾経と外側を走る胆経のバランスが崩れている場合が多々見られます。
この『脾』が病んで虚してしまうと関節を緩めてしまい、関節の変形を引き起こしてしまうのです。
脾が病んだ状態で外側を走る『胆』が実してしまうと外側に引っ張られ、結果的に変形性膝関節症になってしまいます。
ただこれは変形性膝関節症の一例に過ぎず、他にも様々な要因が考えられます。
骨盤矯正による施術
骨盤を整えることでも変形性膝関節症を治療することができます。
骨盤の歪みから、股関節が歪み、更には膝関節まで歪みを起こすこともあるからです。
西洋医学ではどんな治療をするの？
西洋医学ではマッサージによる痛みの緩和や運動療法による筋力トレーニングを行い、萎縮して弱った太ももの筋肉を鍛えて変形を改善させます。
また包帯による圧迫固定を行い、膝にかかる負担を軽くする、そんな治療を施します。
多聞先生
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