先日今日の題名の
ワンポイント授業をリッツ・カールトンで
してきました!
わたしも参加させていただきましたが
とても勉強になりました。
ホルモンのお話でしたよね。
ホルモンって言っても
焼き肉のホルモンではないですよ!
(ここ笑うとこ・・・)
今日はその時お話した
その内容をまとめてみました。
ホルモンってそもそも何?
それはすごいですね!
いろんな臓腑から分泌されます。
脳からも出ますし
腎臓からも出ます。
その他、いろんなところから出てくるんです。
あなたは女性ホルモン優位?
あなたの薬指と人差し指はどちらが長いですか?
この写真の方は男性ホルモン優位の方ですね。
人差し指がびゅーんと長なるんかって言うとそうじゃなくて、
基本的胎児の時の、お母さんからの、その栄養素で決められているものです。
一生に出る女性ホルモンはどのくらい?
特にきれいホルモンといわれてるエストロゲン、
それからお母さんホルモンと言われている
プロゲストロゲロン。
このへんが女性ホルモン代表ということになります。
女性ホルモンは
一生でどのくらい出るかってご存じですか?
一生で出る女性ホルモンって
ティースプーン一杯くらいなんですよ。
えーー!めっちゃ少ない!!
そんな微妙なものをちょっとずつ出して、
みなさんキレイになっていったりとか、
お母さんになっていったりするワケなんですよ。
もちろん、量としてはドバドバ出るホルモンなんかもあります。
女性ホルモンは、みなさんご存知の通り外から注射することもできます。
男性ホルモンも注射することもできます。
あとは外から入れるホルモンで有名なのは、ステロイドホルモンとかがよく知られています。
人のからだはよく出来ている
副腎皮質ホルモンのステロイドホルモンとか、ドーピング時に使ったりとかします。
ステロイドは副作用ある、と言いますよね。
これで副作用って病気の時とか
緊急事態にはホルモン注射して身体を整えないといけないこともあるので、
それが悪いと言うんじゃないんですけど
それが何が問題かと言うと、
ステロイドホルモンとかもなんでもそうなんですけど、
外から入れると身体ってへんに賢くて、
外から入れてもらえるのなら、
もう自分で作らんでもいいんや、
ってなるんです。
ステロイドホルモンを投与してその後、やめてリバウンドしました、
という人は、自分で出しにくくなるような体になっているんです。
女性ホルモンも外から注射して入れるっていう方法もあるんですけど、
そこでリバウンドがきても嫌ですし、
女性ホルモンのエストロゲンなんか優位になりすぎちゃうと、
子宮がんや乳がんの再発率が多くなったり、
子宮の出血が起きたりしたりするっていうことがあったりもします。
だから、ホルモンは、自分の身体から分泌させていきたいところです。
ホルモン分泌が低下してもあがきたい。
エストロゲンっていう女性ホルモンに限定してお話しましたけど、
エストロゲンは増えすぎてもダメというお話は先程しました。
エストロゲンが多い人は美人なのか、
って言うと、
そうでもあったり…
なかったりです。
お肌の艶であったり、
髪の毛艶であったりとか、
エストロゲンが多い人が
胸が大きいのでしょうか、という話になると、それはまた別の話になります。
テストステロンっていう男性ホルモンがあります。
そのテストステロンが多い人が
男性器が大きいのか、というと、そういうこともありません。
ホルモンを分泌させていこう!
というのは、精力、生命力というか、
元気の源をしっかり出していくためにすることです。
元気がある人と元気がない人だと、
もちろん、元気ある人の方が若々しく見えます。
それはもちろんですよね。
そういうふうに、ホルモンを出していくということに着目していきたいと思います。
東洋医学の力を上手に借りよう!
そこで目を付けましたのが東洋医学のお話です。
どんなふうに、ご自分でホルモンのバランスを整えていけばいいのか、という話です。
これが東洋医学で言われている、五行由来の五臓の図です。
肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓とありまして
これが西洋医学の臓器だけではなくて、
いろんなことも踏まえる、人間が生きていく中でその必要なものを
五行という考え方になります。
例えば、脾臓が悪くなると鼻血が出やすいあったりとか
消化不良が起きやすいであったりとか肺が弱ってくると皮膚にトラブルが起きたりとか
便秘になりやすいです。
一見肺と関係なさそうな症状ですけど、こんなことが出てきたりもします。
若さを保つには「腎」を強くするのが一番!
今日の話は「腎」についてなんですけど、この腎臓は、骨や耳にも非常に関連が深くて、
皆様に必要なホルモンの大半のホルモンに関係します。
腎とは?っていう話ですが
西洋医学における腎臓っていうのは水分代謝であったりとか、
血流を調節した血液を調節するものとかということになります。
ですが、ここで言う東洋医学でいう腎臓は
骨に関連してたりとか、
後、生殖器、子宮、副腎、甲状腺とかにも関連が深くなってきます。
もちろん、水分代謝も腎臓も大きな働きの一つですし
性を蔵すということで、
成人するまでに女性だったら、生理が来た時に子供を産める体になったり、
男性なら、精子を出して子供も産めるようになるっていう、
男性女性がを陰陽を和合して、子供を作る時に必ず必要な力を「腎」から借りています。
あとは腰は腎腑といいまして、
腎臓が悪いと腰の痛みであったり、腰のだるさを感じたりしますので、
我々が治療する時にもこの「腎」は重要と考えています。
前述の表の、一番右の水の下に「腎」と書いていあります。
関連することが書いています。
骨にも関連しますよ、
耳にも関連しますよ
冷えたら悪いですよ、
塩辛いものを取りすぎた腎臓に悪いですよ、
と縦のラインに書かれています。
副腎であったり、甲状腺であったりとか
そういうのも東洋医学の中の五行に分けた中の「腎」の中に入っているということです。
五行でいうところの
「心」「脾」「肺」「肝」は弱すぎてももちろんダメで、強くなるに越したことはないんですけど
強くなりすぎても、他とのバランスを崩してしまいやすい側面があります。
ですが「腎」だけは、強くなっても他を攻撃することがないので、
どんな強くしても大丈夫です。
「腎」の主な機能としては、以下の通りです。
○生命力を貯蔵する
○生殖や成長発育・老化をコントロールする
○水分代謝を調節する
○脳・骨・耳・泌尿生殖器・肛門・毛髪・唾 にも関係する。
腎が弱ると出る症状チェックリスト
- 疲れやすい
- 歯が弱い、グラグラする
- 体がだるく力がない
- 骨がもろい
- 頻尿になりやすい
- からだが冷えやすい
- 夜間に何回もトイレに起きる
- 顔色が黒い(どす黒い)
- 残尿感がある
- 髪の毛が抜けやすい
- 膀胱炎になりやすい
- 白髪が多い
- 尿が出にくい、もれる(排尿不順)
- 耳が聞こえにくい
- 精力の減退
- 耳鳴りがする
- 性機能の低下(不妊症)
- 物忘れしやすい
- 成長発育が遅い
- 息が吸いにくい
- 怖がりやすい
- 腰が弱い、だるい、腰痛
- 寒さに弱い
- 脚や膝が弱い、膝が痛い
- 冬に体調を崩しやすい
これらが、「腎」が弱くなると出やすくなる症状です。
1日15秒で「腎」を強くするけいきん体操
「腎」は腰と関係していることが多いので、
まずは身体を前後に身体を倒す運動をしてみます。
まずはその感じを覚えておいてください。
次に、自分の膝をクロスにして抱えて
自分の腕は広げるようにします。
逆に、脚の内ももの内転筋は収縮させていって
ぐっと内側に閉じていきます。
手は外向きに、
脚は内向きに、力を入れるのです。
それを1セット5秒間。
それを3セット。これで15秒です。
コツは、なるべく胸を張ってやってください。
一日10回でも20回でもやってもいいです。
でも、最低一日1回は頑張ってください。
これは、たくさんある、けいきん(経筋)体操の一種です。
我々その腎臓を強くするために、東洋医学で言う
経絡っていう気血の通り道の流れっていうのがありまして、
そこに針をしたりとか指圧をしたりとかするんですが
これと同じ効果を自分で体を動かすことで出来るという発想が、
このけいきん(経筋)体操の始まりです。
この図は、腎の経絡(けいらく)の図です。
その経絡を支配してる経筋があるんですけれども
足の裏から、
ずーと膝の内側入っていって
ずーっと太ももの付け根、
そして股間の部分に入っていきます。
股関の部分に入っていき、
背骨の両サイドギリギリ後頭部の付け根までいきます。
先程の運動は、この部分に作用させる運動です。
骨盤底筋のオシッコを我慢したりとか、
生殖に関連するような筋肉に繋がっています。
腰にも繋がっています。
腎を高めることによって
ここのバランスとっていきましょうっていう話です。
もちろんこの運動も、毎日1日1時間2時間できるなら
それに越したことはありません。
しっかり運動して、しっかり睡眠とって、正しい食事をとって
これが一番のホルモンを自分でちゃんと分泌させる方法であるんですけども、
毎時1時間2時間運動に時間取れる人はなかなか根性が必要だし
お金も時間も必要です。
毎日の仕事がおわったら
飲みに行って、テレビも見たいなとかいう人が
大半だと信じておりますので、
この15秒程度でできる腎を高める運動は助けになること請け合いです。
皆さんにぜひ、やって欲しいと思います。
自分で簡単に出来ます。
色んな種類あります。
ここに効くのもあったらいいんだよ、とか、
ここが痛い時はこうしたらいいんだよとか
肝臓もこんながいいんだよとか
便通悪いときはこんなんがいいんだよとか。
鼻づまりにはこんなのがいいんだよ、
と本当に症状別にありますので、
随時ご紹介できたら、と思っております。
まとめ
ホルモンは「腎」を高めることによって
性ホルモンは出やすくなります。
ホルモンを運んでくれるのは血流です。
血流がホルモンを運んでくれます。
だから、もちろん血流は良くしていかないといけません。
その2つを大前提としまして、
この経筋を動かす
僕が考案した、けいきん(経筋)体操というものがあります。
病気になったら病院にいかないといけないですが、
病気になって治すものではなくて
何となく病気じゃないけどなんと なくっていうのが
いうものがそこに乗っててそれをみんな見過ごしがちです。
なんか頭痛いけどいという気のせいかと思う、
何となく、身体だるいけどべつに・・・。
そうやって放置するのではなく、
その時点で気づくことがめちゃくちゃ大事です。
何か症状がある時はぜひ相談してください。
体調不調を感じたらぜひ玄武堂にご相談を!
http://www.genbudou.com/
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リモート(遠隔)治療もやってます!
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