やはり生まれ持った体質が
病気には関係するんでしょうか?
もちろん病気になるのは、体の体質も関係します。
ですが、環境やその人の性格なども複雑に関係しています。
内的要因
五行と臓器そして精神面は一対であるので「怒り・喜び・思い悩み・悲しみ・憂い・恐れ・驚き」の七情が大きく体に影響を与えます。
- 怒りすぎると「肝」の臓を痛める・・・木(逆に肝が弱ると怒りっぽくなる)
- 喜びすぎると「心」の臓を痛める・・・火(逆に心が弱ると喜びすぎる)
- 思い悩みすぎると「脾」の臓を痛める・・・土(逆に脾が弱ると少しのことで思い悩むようになる)
- 悲しみや憂いすぎると「肺」の臓を痛める・・・水(逆に腎が弱ると少しのことで恐がったり、驚いたりするようになる)
以上のような七情が体に影響を及ぼすと考えています。
外的要因
環境など、体の外から入ってくるもののことで、四季のともに変化しています。
外邪と呼ばれ、五行や臓器と深く関係しています。
- 木は風邪・火は熱・土は湿・金は燥・水は寒と一対です。
- 木の風邪は、春の風の強い時に木の臓である「肝」が痛むという意味です(体の中では頭痛・発熱・鼻詰まりをおこします)
また、火の風邪は、暑い時期に火の臓である「心」が病気になりやすいです(体の中では高熱・手や足や顔のほてり・目の充血・喉の乾き・発汗過多・便秘が起こります)
土の湿邪は、土用である各季節の終わり、特に夏の土用の時に土の臓である「脾」が病気になりやすいです。
体の中では、顔や手や足や体全体が思い、関節痛、口が粘る、軟便が起こります。
また、水の寒邪は、寒い時期に水の臓である「腎」を痛めやすい特徴があります。
体は、下痢、頻尿、冷え性、熱病を引き起こします。
口や鼻、皮膚から侵入してくる外邪に対して、体のバランスがよく精神も安定していれば、病気を引き起こすことはありません。
つまり、外邪が体の抵抗力よりも勝る時に病気は発症するのです。
不内外的要因
内外的要因に当てはまらないものを不内外的要因といいます。
飲食・疲労・性行為過多の他に、外傷(打撲や傷)などが原因で病気になるものです。
この中でも特に飲食は大切で、五行のバランス=臓器のバランスを作るものです。
少なすぎるものは多めに摂り、多すぎるものは控えめに摂るなど、ぜひ考えてください。
偏食によって過多や減少が起これば、内臓を痛めたりすることとなり、いろいろな病気を発症することとなります。
性格(十二運)の体に与える影響
四柱推命学では、さらに本人の性格により、くよくよと考えやすい性格の持ち主や、怒りっぽい性格や思い悩みやすい性格などを、生年月日生まれ時間で、生まれながらにして特定することができます。
例えば、怒りっぽい性格の人は、十二運(性格の星)の沐浴という星の生まれの人です。せっかく生まれた五行のバランスが良好でも、病気になる五行がなかったとしても、性格的要因から病気を引き寄せてしまう人となってしまいます。
この場合「肝」の臓を弱らせます。
これは自分自身が理解して、自己の感情をコントロールすることにより、改善することができます。
まとめ
先天の気と後天の気がある。
両親による遺伝的要因は、生年月日と生まれ時間の4要素に含まれる情報の中にある四柱推命学で読み解くことができる。
先天的遺伝子要因・・・臓器のバランス、五行のバランス、七情、十二運。
食物・・・どんなバランスで食物を摂ればいいかが五行説と臓器バランスでわかる。
精神的要因では、七情のバランスの崩れを知ることができるので、感情をコントロールして改善することができる。
十二運の性格を知り、どんな状態が自分が弱り病気となりやすいかをあらかじめ知り対応する。
外部的要因では、細菌のウィルス、自然環境、邪気、人工的環境(家、冷房、排ガス、農薬)など。
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