肩こりはもう数年来で
いつも痛いのが当たり前になってます。
肩こりに効くツボとかありますか?
それはいけませんね。
人によって肩こりの原因がそれぞれ違うので、
「肩こりはこのツボ!」というのは
本当は言えないんです。
東洋医学による鍼灸治療
肩こりの原因はさまざまです。
ヒトコトで肩こりと言っても、その原因は人によって違います。
みんな同じ肩こりではないんです。
鍼灸治療は、肉体疲労・目の疲れ・精神疲労・冷え等、自律神経の乱れによる肩こりには絶大な効果が出ます。
肩こりの背景には、生活スタイルが強く影響しています。
ストレスや運動不足を解消する方法や、カラダの日常の姿勢を正す方法も考える必要があります。肩こりになりにくい姿勢また、食べ過ぎや睡眠不足は肩を通るツボの流れに多大な影響を与えます。
生活のスタイルを上手に変えていった上で鍼灸を続けていると、
肩こりになりにくいカラダ、
なったとしても軽くて済むカラダになれます。
東洋医学でみる肩こりには、五行でわけることができます。
肝、肺、腎、脾タイプが多いようです。
肝タイプ
肩の筋肉の緊張があり、筋肉の固いかたまり・筋が張った凝りを感じる
潜んでいる可能性がある原因
- 目の不調(眼精疲労など)
- 偏頭痛
- 筋肉・筋膜などの不調
- イライラや不眠
- 貧血・月経不順
- 自律神経系
肺タイプ
凝りは感じているけれど、人に触ってもらうとそんなに硬くない、そんな凝り
潜んでいる可能性がある原因
- 呼吸器の異常(喘息など)
- 皮膚疾患
- 免疫低下
- 水分代謝異常
- 発汗異常
- 心配性
腎タイプ
後頭部から背骨にかけて石がが乗っているかのように思い感じの凝り。
潜んでいる可能性がある原因
- 泌尿器系の異常
- 生殖機能異常
- 呼吸が浅い
- 足腰の痛み・浮腫
- 冷えやのぼせ
- 冷えると調子が悪くなる
脾タイプ
筋肉よりも浅い部分に触ると指から逃げるようなかたまりがある。
潜んでいる可能性がある原因
- 消化系の異常
- だるさや倦怠感
- 月経過多
- 内臓下垂
- 水分代謝・リンパ
- 食べても太らない
- お腹を下しやすい
心タイプ
潜んでいる可能性がある原因
- 動悸・息切れ
- 精神不安
- 血圧疾患
- むくみや冷え
「腰痛」の項でもお伝えしましたが、
東洋医学では「全身」がどのような状態で「肩こり」が発症しているのかを考えます。筋肉や関節だけでなく、身体の臓器、精神的なのことも含みます。
まさに、東洋医学は「森(全身)を見て木(肩こりなどの症状)を治す」のです。
東洋医学による治療系マッサージ施術
肩周辺はもちろん、全身の筋肉をほぐしていきます。
全身マッサージや運動療法を行うことによって体全体の血流を良くし、肩周辺に溜まっていた老廃物を押し流し筋緊張を緩和させます。
また肩周辺を取り囲む様に走る経絡経穴に手技による刺激を与え、気血を動かす施術を行うことによって肩コリを緩和させます。
後頭部とクビとの境い目やくびと肩の付け根はもちろん、肩甲骨周辺の筋肉の凝っている部分をほぐしていきます。
自律神経の乱れを鎮めるため、自律神経免疫療法を用いたマッサージにより、頚から背中にかけての背骨沿いやおへそ周りのツボを選んで、それらも刺激していきます。
背骨やおへそ周りには自律神経の束が集まっているので、肩のコリをより効果的に解消することが出来るのです。また肩周りには脾経・胃経・胆経・膀胱経等々多くの経絡が走行しているので、コリの部分だけにこだわらず、各経絡に関わる手・足のツボを使って、全身的に治療していきます。
橋本多聞監修のけいきん体操もオススメです。
インディバ・アクティブによる治療
インディバ・アクティブによる治療では細胞レベルでのアプローチが可能で、筋細胞を振動させることにより細胞自体が活性化し、老廃物を除去していきます。
筋緊張を緩和させ痛みや不快感を取り除きます。
また温熱作用があるため心地よい温かさによるリラックス効果も絶大です。
まとめ
- 東洋医学でみる肩こりには、五行でわけることができる。
- 東洋医学は「森(全身)を見て木(肩こりなどの症状)を治す」
- 肩こりの背景には、生活スタイルが強く影響している。
- 橋本多聞監修のけいきん体操もオススメ。
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