腰痛ってホントにツライですよね。
東洋医学による鍼灸治療
ヘルニアに対する治療ではなく、ヘルニアにより出現している腰下肢症状に対しての治療となります。また、急性症状か慢性性症状かによってもその治療法は異なります。
急性タイプ
経脈の通りを良くし、気血の運行を改善する。主として足太陽経穴、阿是穴を取穴し鍼にて瀉法を施す。
慢性タイプ(寒湿による)
寒湿の停滞により腰部の経絡気血の流れが悪くなると起こる。腰下肢が冷えて痛む、重だるさを伴う。寒冷刺激や気候の変化により痛みが増強する。動くと楽になり、長時間じっとしているとこわばる。などの症状がある人はこのタイプの可能性があります。
陽気を強め寒湿の除去をはかり、経脈の通りを良くして気血の運行を改善します。お灸を併用するのも有効です。
慢性タイプ(腎虚による)
腎は腰と関係があり、腎虚になると腰膝のだるさ、無力感、疲れると痛みが増強し、休むと楽になる。などの症状がある人はこのタイプの可能性があります。
腎を補い、経絡気血の運行を改善する。鍼にて補法を施し、必要に応じてお灸を併用する。
整骨・接骨治療
症状や経過に応じてアイシング、温罨法、電療、運動療法、固定などをします。また、回復期にはストレッチ、筋力トレーニングなども行い再発の防止に努めます。
特に、下肢筋のストレッチや腹部の筋力強化は痛みの軽減、予防に大変重要です。下肢筋は骨盤から起始するものが多く、柔軟に保つことが重要です。腹筋群、特に腹横筋は腹部を横向きに走行し、強化するとコルセットのような役割をし、腰を守る効果があります。
東洋医学による治療系マッサージ施術
症状の出ている箇所の経絡に沿って張りのある筋を緩めて行くと同時に、必要に応じて身体のバランスを整える施術をします。
インディバ・アクティブによる治療
症状により腰部、臀部、下肢に対して温熱、排熱を駆使し痛みを取り除きます。
椎間板ヘルニアとは?
背骨とは椎骨と呼ばれる積み木のような骨が積み重なって出来ています。この骨と骨の間でクッションのような働きをしているのが椎間板です。
椎間板ははとんどが水分で出来ており、老化や激しい運動などで潰れてしまい後方などに飛び出してしまいます。そして後方に伸びている神経に当たってしまうことがあり、腰痛や下肢痛の原因となる疾患。最初は腰痛から、進行すると片側の下肢への放散痛が起こることもある。時には歩行困難、下肢の知覚運動障害などに陥ることも。
画像診断などにより椎間板が膨隆している状態でヘルニアと診断されることもあります。
西洋医学ではどんな治療をするの?
基本的には保存療法ですが、症状によっては手術により切除することもあります。
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