「肝」について

まだ寒いんですけど花粉が飛んでるのか

目が充血してかゆいんです。

 

多聞先生
多聞先生

花粉症の方には、春は

ツライ時期になりますよね。

東洋医学では、世の中のすべての事象は、木・火・土・金・水という5つの要素で説明される、という五行の考え方で成り立っています。

「五行」によって自然界を分類したとき、わかりやすく示したものがと「五行表」「色体表」(下の図)です。

詳しくは以前の記事をどうぞ!
↓↓↓

陰陽五行説って何か知ってますか?

「肝」が弱るとどうなるの?

五行説でいうと春には肝が亢進しやすくなるといわれています。
季節は春は五行でいうと「木」で、肝です。
肝は現代医学でいうところでは、血の貯蔵庫である肝臓をさします。
ですすが、五行では気を全身にめぐらす働きも担っています。
自律神経の機能です。

その肝が亢進すると、血が騒ぐようになり、のぼせやすくなります。
顔では眼やその周り、鼻も含む場所で充血しやすくなり、そこに春に多く飛んでくるスギ花粉に触れると花粉症になります。

眼や鼻の周囲で炎症を起こすのです。
花粉症でお悩みの方はこの時期、何かと調子が悪い人も多いかもしれません。

肝の柱をチェック

肝の柱にトラブルが起こると次のような症状が出やすくなります。

□ イライラする、怒りっぽい
□ 目が痛む
□ 目が充血する
□ 視力が減退
□ 眼精疲労
□ ドライアイ
□ 憂鬱になる
□ 懐疑心が強くなる
□ イライラしやすくなる
□ 精神不安
□ 不眠
□ 目の疲れ、乾燥が気になる
□ めまいを起こすことがある
□ 寝付きが悪い
□ 肩こりが気になる
□ 下痢、便秘を繰り返す
□ 爪が割れやすい

肝は、肝臓機能の総括・中枢神経への影響があり、血を蓄え、巡らせ、気の運行を調整する役割があります。
「肝」は、肝臓機能だけでなく、自律神経系や代謝、解毒の機能もあるのです。

春は春一番といわれるように自然の風による影響が強く、風邪(ふうじゃ)が身体に侵入して病気にかかりやすくなります。

風邪とは感冒のもとになるインフルエンザウイルスほか、いろいろな細菌、スギ花粉やホコリなどのアレルゲンが風によって運ばれて来たと考えたのです。
春は風邪対策が重要です。

まとめ

春=木=肝 です。

  • 春風が強い時に病気が発症することが多い(風邪)。
  • 怒ることで臓器が病み、肝が病むと起こりやすくなる。
  • 症状は筋膜や目に現れる。

 

多聞先生
多聞先生

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