風邪の引きかけにかぜ薬は本当に効くのか?

五行

季節の変わり目で

疲れ気味だから

先にかぜ薬を飲んでおこう!

 

多聞先生
多聞先生

ちょっと待った〜っ!!

 

薬は早いうちに飲む方が効くんじゃないんですか?

 

多聞先生
多聞先生

病気を治すのは

あなた自身の「自然治癒力」なのですよ。

薬はその「自然治癒力」の力を助けてくれるだけなんです。
そもそも「自然治癒力」は肉体のエネルギーです。

五行では「土」の分野です。

「土」にとっての「木」の影響は「思い」

「土」の特徴は?

多聞先生
多聞先生

「育むけど腐らせる」です。

正常な環境や栄養が与えられると、健康を育むけれど、
条件が足りなかったり…
過剰に与えすぎていても…
病気になりやすくなります。

多聞先生
多聞先生

これは人間でも動物でも、

植物でも同じですよね。

ちなみにこれは外的要因の話です。

 

「土」が「木」に影響を与えるお話は、以前しました。
これは外側の円の「相生関係」ではなく、内側の「相剋(そうこく)関係」
ということです。

外側の条件は、環境的な目に見える条件なので、
風で言うと「追い風」です。
でも、
内側の条件は、心因的な目に見えない条件なので、
風で言うと「向かい風」なのです。

「土」にとっての「木」の影響は「思い」です。

病気かも
風邪を引いたに違いない!

この「思い」が「自然治癒力」を邪魔します。

 

多聞先生
多聞先生

さらに「思い」が病気を作ることもあります。

「木」が「土」を剋(こく)する、「木剋土(もっこくど)」。

「木」が「土」に強い、ということなのですが、それは表向きです。
「木」の思いの影響から打ち勝って「土」の現実に着地することです。

要するに「病気だ!俺が病気かもしれない!」って思っていると
その思いの虜になってしまいます。
これが「木剋土」で、思いが自然治癒力に勝ってしまうということです。

 

多聞先生
多聞先生

「問題」は忘れているほうが

自然治癒力はよく働いてくれるんです。

怪我したとして、そればっかり気にしていると、
本当にさらにひどくなる可能性もあります。
思いで悪化してしまうのです。

周りは大げさと言いますが、
本人の「思い」が強いんですね。
そういう意味では「忘れること」は、
人間に備わった極上の薬なのかもしれません。

 

「風邪かな?」と思って薬を飲もうとおもうのであれば、
その思いを「忘れる」ことができるのなら飲んでもいいけれど、
「忘れられない」のであれば、薬はいい影響をあたえることはないのです。

例えばこんな感じ…。

1.慢性の肩こり、偏頭痛がある方。
他人が触ると肩こりは確実にあるのに、本人は自覚が全くない。

2.下半身が冷える方。
人間は「頭寒足熱」が本来普通の状態。
下半身が冷たいのはバランスが崩れていることで不健康。
下半身にあるはずの「氣」が頭に上がってしまっている。

これらは「木」がオーバーラン(亢進)していることで起こります。
「土」が「木」に負けすぎていると上記のようなことになります。

風邪そのものを五行に当てはめてみる。

風邪は「風」の「邪」と書きます。

「邪」は間違っていること・食い違っていることを表していて
「風」は「木」(肝臓・胆のう)のキーワード!

要するに、風邪って「間違った風」。
風の悪い面が出ているってことで、「木」のマイナス面です。
「木」の悪い面は「地に足がつかなくなること」
「土」にいけなくなることです。

「木」が一気に「土」にいけなくなるのだから、
その場合は「火」の力を借りればいいのです。
暖かくするとか熱とかですよね。
風邪を引いたら、暖かくして、身体はだから熱を出します。

多聞先生
多聞先生

だから、熱が出たからと言って、
やみくもに解熱剤は飲まない方がいいんです。

「発熱」は、血流を激しくして、酸素をたくさん取り入れて、免疫力を上げる身体の働きです。

 

例えば「木」は臓器で言うと「肝」ですが、
肝臓は身体の解毒を行う場所だから、血液がいります。

「肝」に血液が足りなかったら、別の臓器、
例えば「肺」とか「胃」から拝借してこないとまかなえません。

特に風邪のような感染症であれば、血液はそれだけ必要なんです。

結果、「肺」の血液が足りなかったら、咳や鼻水がたくさんでます。
皮膚の防衛力が弱くなって寒気が止まりません。

「胃」の血液が足りなかったら、
食欲がなくなり、消化もしにくくなるので、
下痢や吐き気になって出てきます。

「肝」がオーバーワークになると、血が上ってしまって頭が痛くなり
高熱で、喉が痛く、身体もフラフラで筋肉痛が出てきたりもします。

熱と共に汗で体内の邪気を捨てる必要があるのです。

熱は抑えないで出す方が

早く治るってことなんですね。

 

多聞先生
多聞先生

風邪は「風門」から入って

「風府」に詰まると言われています。

これが、五行で言うところの風邪の治療法です。

まとめ

風邪は「木」です。
風邪に限らず、病気の時は、
薬に頼らず、自然治癒力を高めるためにどうしたらよいかを
考えるべきです。

「金」が「木」に勝つ関係になります。
上の図です。
「金」には排泄の意味もあります。

風邪を引いたのなら、
「金」、排泄すべきものがあなたにはある。
こういう意味でもあります。

何を排泄すべきなのかは、人によってさまざまです。
・疲労によるストレス?
・こだわりすぎている思い?
・溜め込んでいるお金?
あなたの内なる本心からのメッセージが込められているかもしれません。

多聞先生
多聞先生

風邪の時はぜひ
何を断捨離するべきか

ゆっくりと考えてみてください。

 

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