保険が効く「鍼治療」の種類

治療

多聞先生!

鍼治療って保険が効かないんですよね?

 

多聞先生
多聞先生

いいえ、保険が効くものもあります。

 

鍼治療は、保険が効かないものだと思われがちなのですが、それは半分正解ですが、保険が適用になる場合もあります。

まず、はり・きゅうの施術は、医療機関・整骨院等との併用での施術は認められません.。
健康保険の給付を受けることができるのは、医師による適当な治療手段がない場合のみということとなっています。
実際のところはどうなのか、まとめてみました。

 

はり・きゅう施術を受ける場合の注意事項

全国健康保険協会のホームページによると・・・。

(1)医療機関との併用での施術は認められません!

はり・きゅうの施術について健康保険による給付を受けることができるのは、医師による適当な治療手段がない場合のみです。したがって、はり・きゅうの施術を受けながら、並行して医療機関で同じ傷病の診療を受けた場合は、はり・きゅうの施術は、健康保険扱いとはなりません。

※医師から薬やシップを処方された場合も、治療行為となり、はり・きゅうの施術は健康保険扱いとはなりませんのでご注意ください。

(2)定期的に医師の同意が必要です!

健康保険を使って継続して「はり・きゅうの施術」を受けるには、6ヵ月ごとに文書による同意が必要です。医師の同意のない施術は、健康保険の対象となりません。

全国健康保険協会はり・きゅうのかかり方 より

鍼灸院・接骨院・整骨院・マッサージ院等の施術の保険事情。

はり・きゅうの施術について、健康保険が「使えるもの」と「使えないもの」があるのはわかりました。

また、月ごとに作成される「療養費支給申請書」は、内容を確認の上、原則、患者さん自身で署名し、領収書は必ず受け取り保管してください。

病院以外の治療院の施術の保険適応を以下にまとめます。

接骨院・整骨院など(柔道整復師)

○ 保険が使えます

骨折・脱臼・打撲および捻挫(「肉ばなれ」を含む)の症状で施術を受けるとき。
骨折および脱臼は、応急の場合をのぞき、医師の同意が必要です。
他の医療機関で同じ負傷等の治療中は使えません。

☓ 保険が使えません

単なる肩こりや筋肉疲労などは健康保険が使えません。

鍼灸院など(はり師・きゅう師)

○ 保険が使えます

医師の同意書等を得た、神経痛、リウマチ、頚腕(けいわん)症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症など。
保健医療機関で同一疾病を治療中の場合は使えません。

☓ 保険が使えません

上記以外は原則として健康保険が使えません。

マッサージ院など(あん摩マッサージ指圧師)

○ 保険が使えます

医師の同意書を得た、関節拘縮、筋麻痺、筋萎縮等、医療上マッサージを必要とする症例

☓ 保険が使えません

上記以外は原則として健康保険が使えません。

まとめ

  • はり・きゅうの施術は、医療機関・整骨院等との併用での施術は認められません。
  • 医師による適当な治療手段がない場合のみです。
  • 医師から薬やシップを処方された場合も、はり・きゅうの施術は保険扱いとはなりません。

 

多聞先生
多聞先生

体調不調を感じたらぜひ玄武堂にご相談を!
http://www.genbudou.com/
電話だけで治療する
リモート(遠隔)治療もやってます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました