みなさんは鍼灸師という資格はご存知ですか?
鍼灸師(しんきゅうし)は、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った治療で、自然治癒力を高め、病気の治療や予防、健康回復を行う医療技術職です。
![多聞先生](http://hashimoto-tamon.com/wp-content/uploads/2020/05/多聞先生.jpg)
でも、本来『鍼灸師』という資格はないんです。
多聞先生が言う通り、はり師ときゅう師は別々の資格です。
両方を同時に受験する場合が多く、
また両方の施術を行う人が多いため鍼灸師と呼ばれています。
鍼灸師の国家資格あるある。
そのはり師、きゅう師の国家資格試験ですが、
国家試験ははり師、きゅう師は朝から夕方までの14科目を
午前7科目、午後7科目を一日で受ける感じです。
全体で6割以上で合格と言われています。
鍼理論の科目で6割以上、灸理論6割以上取れると、
はり師、きゅう師の資格を両方取得することができます。
全体で6割取れれば、
鍼理論、灸理論で6割取れてない、ということは
ほとんどないのですが、
たまに100人の1人くらい、
全体で6割以上取れていて、鍼理論だけは6割取れたけど、
灸理論は5割しか取れない人がいたりします。
その逆の灸理論は6割取れたけど、鍼理論は5割しか取れなかった、って言う方。
(現在の国家試験ではその割合は変わっているようです)
その場合ははり師、もしくはきゅう師の資格しか
いただけないことになります。
たまにそういう方もいます。
マッサージ専門の資格もある。
マッサージ専門の国家資格もあります。
それがあん摩マツサージ指圧師です。
ちまたにマッサージしてくれるお店は
たくさんあったりもしますが、この資格を持ってなければ
マッサージの看板を掲げるのは本来違法です。
国家試験は、1年に一回、
はり師、きゅう師の試験の前の日にあります。
在宅の寝たきり防止のために
関節が動かしにくくなることを
関節拘縮(こうしゅく)というのですが、
それを予防するために、
マッサージを在宅医療に取り入れることも増えてきています。
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