コロナの後遺症の例【味覚障害・臭覚障害】

治療

 

先生、コロナの後遺症で

うちの息子の家族が悩んでいるようなんです。

多聞先生
多聞先生

それは大変ですね。

味覚障害・臭覚障害はよくあるようです。

先日当院にもそんな方がいらっしゃいました。

コロナの本当の怖さは後遺症にある?

家族みんなで感染しました。
コロナ自体はその後体調も回復、全員が陰性になり、収束したかのように見えました。

お母さまに連れられて当院にいらっしゃったのは、中学生の長女さんでした。
彼女は、コロナ感染以前は学校でもバレー部で普通に生活をしていました。
それがコロナ感染後の倦怠感がすごく、1日15時間以上寝ないと生活が出来なくなりました。
外に出ると疲労感がひどく、学校へ行っても寝てしまうほどなので、とうとう学校にも行けなくなってしまいました。
そのため、もちろんクラブ活動も休部中です。
以前は持久走で3キロは軽く走っていましたが、今は1キロも走れずすぐに疲れて倒れてしまうとのことです。
階段を上るだけで息切れする、そんな状況です。

他にもインターネットで調べて治療に行ってみましたが、全く変化がなかったので、知り合いの紹介で当院に来院しました。

ことの経緯はそんな感じでした。

後遺症の例…。

2021年秋にコロナに感染しました。
発症時38度の熱が続き、1週間後から絞めつけられる頭痛があったそうです。
その後、熱も下がり、頭痛もなくなったのですが、倦怠感が続き、味覚、臭覚障害が続いています。

最初にコロナ発病に気づいたのはコーヒーを飲んだ時でした。
翌朝PCR検査に行き、発熱が出てきてその後頭痛が続き、コロナ発症が判明。

味覚に関しては、最初から味がなくて、暖かいモノは焦げたような味だったようです。
塩味に関しては感じたそうですが、辛いモノが苦手だったのに食べても平気になりました。
ようするに辛味を感じなくなったようです。
ラーメン屋さんの今まで辛くて食べれなかった辛口ラーメンを辛く感じなかったそうです。
コーヒーを飲んだ時、それがコーヒーの味だとわからなくなっていました。
苦味も感じてなく、甘い味も、甘いかどうかもほぼ分かりません。

味覚と臭覚は繋がっているので、病院検査をしてみると、ぎりぎり臭覚障害レベルと言われました。
刺激的な臭いが分からなくなっています。
かろうじてフルーツ系の香りのみ分かるレベルです。

 

ずっと寝ている状況で。

とにかく味覚が戻らないから不機嫌で。

学校にも行きたがらないんです…。

多聞先生
多聞先生

わかります。

味覚がわからなかったら

食べることも楽しくないですよね。

そもそも倦怠感の程度って本人しかわかりません。

コロナの後遺症には鍼灸治療が役に立つ!

症状も回復して、PCR検査でも陰性になれば、病院ではもう治癒したとみなされます。
検査で病気の反応がでなければ、病院では成すすべがありません。

鍼灸では、その原因をじっくり問診をして、患者さんの脈や舌診などで身体の状態を観察します。
痛いから痛みを取る治療をする、のではなくその原因を取り除く治療をします。
だから、ヒトコトで味覚障害と言っても人それぞれに原因が違うので、治療の仕方も異なります。
頭が痛かったら、痛み止めを飲む、といった通り一辺倒な治療をするのではありません。

さて…治療に来られた方は、
治療後、甘みが分からなかったのが、少し甘みが分かるようになりました。
倦怠感も緩和して、階段を上り下りくらいなら大丈夫になってきました。
来院時は眼光に気がない感じでしたが、帰られる時には笑顔も見られました。

ただ、鍼灸治療を一回しただけで元通りになるということではありません。
継続的に来ていただくことになっています。

あくまでも患者さんの自分で治そうとする自然治癒力に寄り添った治療をします。

まとめ。

味覚がわからないと、食べ物が美味しくなくなるのは当然です。
原因もわからないのに、ただ身体が辛いという状況は不安です。
確かに身体は辛いのに病院では治療法がないと言われるとどうしたらいいかわかりませんよね。

ぜひ一度、鍼灸治療を受けてみてください。
当院では、患者さんに寄り添った治療をさせていただきます。

多聞先生
多聞先生

コロナの後遺症でのお悩みは、

ぜひ玄武堂にご相談を!
http://www.genbudou.com/
テレビ電話だけで治療する、

オンライン(遠隔)治療もやってます!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました