脾臓ってどんな臓器か知っていますか?
脾臓??ですか?
肝臓とか心臓とかと違って
脾臓ってどこにある臓器かもわかんないですよね。
人体そのものを当てはめると「土」になる。
土が植物の種からさまざまな微生物までを飲み込むように抱え込み
それを育み、分解したりする。
そんな様子は人体そのものに見えます。
人の身体を健康に保つのは「土」の役割です。
そうなると、健康を保つには「土」の特徴を理解するといいのでは?
ということも考えられます。
五行の関係をこのように描く場合もあります。
「土」は中心なのです。
中心ということは、陰陽のすべてを含むので、二面性を持ちます。
五行で言うところの「土」のまとめ
消化器や胃腸と密接に関係しているのが胃と脾臓です。
食欲不振タイプを大食かが両極端な特徴があります。
体型は激ヤセ、激太りのどちらにもなります。
脾は「土」を司ります。
臓器エネルギーは、胃や脾臓です。
脾臓については、
胃や小腸で消化吸収されたものから栄養分を作り出します。
血液と津液(体液)を一緒に各臓器に送ります。
血管から血液が漏れるのを防止します。
- 血液循環をして全身に栄養を与える
- 精神の統括・充実
- 味覚を正常に保つ
- 膵臓の働き
弱ると出てくる症状は…
- 食欲不振
- 味覚失調
- 胃がもたれる
- よだれが出る
- めまい
- 食後の倦怠感
- 軟便(泡状)
- 鼻血
- 下痢
- 不正出血
- 皮下出血
- 生理が止まらない
- 口が粘る(口の中がネバネバ)
- 子宮下垂(習慣性流産)
- みぞおちがしくしく痛む
胃については…
初期の消化機能を司り、脾臓に送ります。
言わずと知れた、食物を消化する臓器です。
弱ると出てくる症状…
- 上腹部が貼る
- 口内炎
- 胃下垂
- しゃっくりが出る
- 悪心・口角炎
- 嘔吐
- 食欲不振
- めまい
脾を補う食べ物
- 臓を補う肉 牛
- 臓を補う五穀 高きびと玄米
- 臓を補う五菜 葵菜、冬葵、おかのり
- 臓を補う五果 なつめ
甘(かん)甘いものが がキーワード。
- 脾の働きを高めます。肺の働きを応援します。
- 滋養強壮作用があり疲労回復して、虚弱体質の改善をします。
- 緊張をゆるめ、痛みを改善します。
- 頭痛・胃痛の症状改善。
- とりすぎは腎臓を痛めます。
土が弱っている方は、以下に上げる食材を摂るように心がけてください。
梅雨の時期に湿気が多くなって体内の「水」が停滞しやすくなると、むくんだり、暑さで体が火照ってのぼせたりします。
この、真夏とは異なる暑さの「長夏」は、食欲不振や胃の不快感が起こりやすい時期とされ、湿を嫌う「脾」の働きを助け、食べ物の栄養と「気」を体に巡らせると、不調を防ぐのに役立ちます。
チーズ、ヨーグルト、オリーブ油、りんご、いちご、ブルーベリー、らいち、あんず、びわ、ざくろ、みかん、オレンジ、グレープフルーツ、ゆず、もも・など。
まとめ
脾は季節で言うと「土用」です。
また日本の夏は湿度が高いのが特徴です。
このじめじめした気候はからだに余分な水分をためやすく、湿気を嫌う「脾、胃」の臓腑を特に弱らせる ことになります。
土用…各季節の終わりに臓が痛みやすく、特に湿気に弱いです(湿邪)
臓器が痛むと思い悩むことが多くなります。
病氣は口内炎や口角炎などで、症状が現れることが多いので、注意が必要です。
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